• 年間第17主日
    7月28日  ヨハネ6章1~15節 何の役にも立たないどころか  先週のマルコの福音の箇所の続きにはパンを増やす奇跡が行われると書きました。その通り、今日はその奇跡の箇所です。注意深い方はお気づきかもしれませんが、今週は […]
  • 年間第16主日
    7月21日 年間第16主日 マルコ6章30~34節 飼い主に見捨てられた羊たち  先週の福音のあとには洗礼者ヨハネの殉教のエピソードが記されています。そのあと、イエスはパンを増やす奇跡を行われるのですが、今日の箇所はそれ […]
  • 年間第15主日
    7月14日 年間第15主日 マルコ6章7~13節 宣教の免許皆伝  先週に続く箇所でイエスは弟子たちを宣教に派遣されます。その際の指示、いわば旅行前の説明会のようなものですね。そこでイエスが言われる注意事項には「宣教とは […]
  • 年間第14主日
    7月7日 年間第14主日 マルコ6章1~6節 知っていると思って見逃すこと  今日の福音は、章は変わりますが先週に続く箇所となっています。イエスと弟子たちはユダヤ人の住む地方に戻られ、いやしの奇跡を行われました。そして、 […]
  • 年間第13主日
    6月30日 年間第13主日 マルコ5章21~43節 タリタ・クム、起きなさい  先週の福音ではイエスと弟子たちは「向こう岸」であるゲラサ人の地方に渡りました。そこでは悪霊に取りつかれていた人をいやされます。そこは異邦人の […]
  • 年間第12主日
    6月23日 年間第12主日 マルコ4章35~41節 嵐の先の神の国  今日の福音は先週に続く箇所です。イエスは弟子たちと湖を対岸に渡ることになりました。その際の出来事です。この話はマタイとルカにも記されていますが、ヨハネ […]
  • 年間第11主日
    6月16日 年間第11主日 マルコ4章26~34節 神の国は知らない間に大きくなる  今日の箇所は先週から少し飛んで、神の国についてのたとえです。イエスは神の国について種に関する二つのたとえで説明されました。最初は成長す […]
  • 年間第10主日
    6月9日 年間第10主日 マルコ3章20~35節 神の御心を行う人  今週から主日は年間になりますが、週日はすでに聖霊降臨の週から年間になっています。三位一体の主日とキリストの聖体の主日も年間の中でお祝いしました。年間は […]
  • キリストの聖体の主日
    6月2日 キリストの聖体の主日 マルコ14章12~16、22~26節 ともにいるための秘跡  今日のタイトルを見て、「先週と同じやんか!さては先週の原稿を上書きするときに間違ってそのままにしていたな?」と思った方もおられ […]
  • 三位一体の主日
    5月26日 三位一体の主日 マタイ28章16~20節 ともにいるための神秘  先週の聖霊降臨で復活節は終了し、年間に入りました。そして年間第七主日にあたる今日は三位一体を記念します。聖霊が登場して三位の神が出そろったので […]
  • 聖霊降臨の主日
    5月19日 聖霊降臨 ヨハネ15章26~27節、16章12~15節 身近なところに働く聖霊  イエスは聖霊を送ることを約束して天に昇られました。今日はその聖霊の降臨をお祝いします。聖書朗読では、第一朗読が使徒言行録の五旬 […]
  • 主の昇天
    5月12日 主の昇天 マルコ16章15節~20節  イエスの姿は見えなくなった  今日は主の昇天の記念です。イエスは復活し、今日の第一朗読によれば四十日間弟子たちに現れ、天に昇られました。それで本来は復活から四十日目の復 […]
  • 復活節第6主日
    5月5日 復活節第6主日 ヨハネ15章9節~17節  人のために命の一部を使う  今日の福音は先週の続きです。ぶどうの木のたとえを受けてイエスはその教えをさらに深められます。先週は、ぶどうが実るのは自分のためではない、と […]
  • 復活節第5主日
    4月28日 復活節第5主日 ヨハネ15章1節~8節  ぶどうは何のために実るのか  先週は羊飼いと羊の関係を通してイエスとわたしたちの関係を述べられました。今日はぶどうの木を通してそれを語られます。今日と来週の箇所はイエ […]
  • 復活節第4主日
    4月21日 復活節第4主日 ヨハネ10章11節~18節  羊飼いは羊を知っている  復活節第4主日と第5主日の福音は、イエスとわたしたちの関係を述べる内容となっています。これらはイエスがエルサレムに入られる前に語られたも […]
  • 復活節第3主日
    4月14日 復活節第3主日 ルカ24章35節~48節  食事、そして派遣  復活節第2主日と第3主日の福音では復活したイエスが弟子たちに現れます。エマオに向かう弟子たちがイエスと出会ったあと、エルサレムの弟子たちのもとに […]
  • 復活節第2主日
    4月7日 復活節第2主日 ヨハネ20章19節~31節 トマスの疑いは不名誉なことなのか  復活の主日から第二主日までを「復活の八日間」といいます。復活祭の大きな喜びは八日間続き、その締めくくりが今日です。初代教会では受洗 […]
  • 復活の主日
    3月31日 復活の主日 マルコ16章1節~7節、ヨハネ20章1節~9節 空の墓から始まる  みなさん、主の復活おめでとうございます。復活祭は夜半のミサ(復活徹夜祭)と日中のミサで別々の福音が読まれます。共通する内容でもあ […]
  • 受難の主日
    3月24日 受難の主日 マルコ11章1節~10節および15章1~39節 どちらが王の姿なのか  今日から聖週間が始まります。その始まりの日曜日は受難の主日です。枝の主日というほうがなじみ深いかもしれませんが、エルサレム入 […]
  • 四旬節第5主日
    3月17日 四旬節第5主日 ヨハネ12章20節~33節 一粒の麦はこの世に命を与える  四旬節も第5主日を迎え、いよいよ来週から聖週間が始まります。今日の福音も受難に向かう内容となっています。ギリシア人がイエスに会うこと […]
  • 四旬節第4主日
    3月10日 四旬節第4主日 ヨハネ3章14節~21節 神の光の方へ導かれる  今日の福音はイエスがニコデモの問いに対して語られたみことばです。ここでイエスは「新たに生まれる」とはどういうことか、ご自分の受難と救いの実現を […]
  • 四旬節第3主日
    3月3日 四旬節第3主日 ヨハネ2章13節~25節 新しいいけにえ、新しい神殿  四旬節第三主日の福音は年によって内容が変わります。B年の今年はヨハネの福音からイエスが神殿の商売人を追い出した場面が朗読されます。マタイ、 […]
  • 四旬節第2主日
    2月25日 四旬節第2主日 マルコ9章2節~10節 わたしたちもイエスの栄光にあずかる  例年、四旬節第二主日は主の変容(光輝く出来事)の箇所が読まれます。今年はB年なのでマルコの福音書ですが、マタイ、マルコ、ヨハネの三 […]
  • 四旬節第1主日
    2月18日 四旬節第1主日 マルコ1章12節~15節 誘惑を退けられたイエスがともにいる  14日の灰の水曜日から四旬節が始まりました。四旬節の「旬」は上旬や旬間という言葉からもわかるように十日間を表します。4×10で四 […]
  • 年間第六主日
    2月11日 年間第6主日 マルコ1章40節~45節 病気の人と霊的につながる  今週の箇所は先週の続きです。三週続けてイエスの癒しの奇跡が語られますが、今回は重い皮膚病を患っている人のいやしです。同じいやしでも少しづつ状 […]
  • 年間第五主日
    2月4日 年間第5主日 マルコ1章29節~39節 病人が表す「もてなし」の使命  今週も先週に続き、マルコの福音からいやしの奇跡です。シモン・ペトロのしゅうとめさんがいやされた出来事を通して、イエスのいやしのあり方につい […]
  • 年間第四主日
    1月28日 年間第四主日 マルコ1章21節~28節 神の国の福音の目に見えるしるし  今日の福音はマルコによるイエスの宣教のはじめの出来事です。イエスは悪霊に取りつかれている人からそれを追い出されます。マルコでは1章から […]
  • 年間第三主日
    1月21日 年間第三主日 マルコ1章14節~20節 イエスはひとりひとりを見つめて招かれる  イエスは宣教を始めるにあたり、弟子たちを呼び集めました。年間はイエスの宣教を記念します。それで今日の福音はイエスが弟子に声を掛 […]
  • 年間第二主日
    1月14日 年間第二主日 マタイ2章1節~12節 神の子羊を証しする  今年はお正月早々に能登半島を中心に地震があり、心苦しい新年のスタートとなりました。被災者の方々に主の支えがあるように祈りましょう。 いきなり年間第二 […]
  • 主の公現
    1月7日 主の公現 マタイ2章1節~12節 幼子の光は異邦人の上に輝き出る  みなさん、あけましておめでとうございます。日本の教会では1月2~8日の間の日曜日に主の公現が祝われますが本来は6日です。今年は一日違いですね。 […]
  • 聖家族
    12月31日 聖家族 ルカ2章22節~40節 すべての家族は聖家族である  2023年最後の日、大みそかは日曜日です。マリアとヨセフの夫婦に子どもが生まれて家族となったので、クリスマスの次の主日に聖家族を記念します。3年 […]
  • 待降節第四主日
    12月24日 待降節第四主日 ルカ1章26節~38節 フィアット・この身になりますように  今年は主の降誕が月曜日なので、待降節第四主日と主の降誕夜半のミサ(クリスマスイブ)が同じ日になります。ですから、朝が第四主日、夜 […]
  • 待降節第三主日
    12月17日 待降節第三主日 ヨハネ1章6節~8、19~28節 荒れ野で叫ぶ人々とともに  今週も洗礼者ヨハネの登場です。ヨハネの福音の冒頭、「はじめに言葉があった」で始まるイエスの誕生を象徴的に表した箇所に続くところで […]
  • 待降節第二主日
    12月10日 待降節第二主日 マルコ1章1節~8節 肉なる者は、主の栄光を見る  先週の福音は「王であるキリスト」と「待降節」を橋渡しする内容でしたが、今日の福音でいよいよ洗礼者ヨハネが登場すると、主の到来が近いという感 […]
  • 待降節第一主日
    12月3日 待降節第一主日 マルコ13章33節~37節 目を覚ましていなさい  今日から典礼暦年は2024年に入ります。主日の朗読箇所はB年となり、福音は主にマルコから取られることになっています。待降節は文字通り「降誕を […]
  • 王であるキリスト
    11月26日 王であるキリスト マタイ25章31節~46節 すべての人がイエスのもとに  今日はいよいよ「王であるキリスト」の主日で、2023年の典礼暦は今日で終わります。そして歴史の最後である終末を記念します。福音でも […]
  • 年間第33主日
    11月19日 年間第33主日 マタイ25章14節~30節 使うために預けられる  今日は終末主日の二週目です。福音は「タラントンのたとえ」で世の終わりの迎え方を表していますが、同時に神のわたしたちに対する思いを伝える内容 […]
  • 年間第32主日
    11月12日 年間第32主日 マタイ25章1節~13節 花婿イエスとの出会いを待つ  今年もいよいよ年末が近づいてきました。典礼暦の終わりである「王であるキリストの主日」を控えて最後の三つの主日は「終末主日」とも呼ばれて […]
  • 年間第31主日
    11月5日 年間第31主日 マタイ23章1節~12節 神の愛を隔てる壁はない  イエスはファリサイ派をはじめとする指導者の質問に答えたあと、群衆と弟子たちに語られます。律法学者やファリサイ派の人々に対する批判ですが、現代 […]
  • 年間第30主日
    10月29日 年間第30主日 マタイ22章34節~40節 もっとも重要なおきてとは  先週の福音のあと、復活についてサドカイ派の人々との問答があり、その次が今日の部分です。やはりエルサレム神殿においてのやり取りですが、今 […]